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インドネシア群島　(ボルネオ／カリマンタン) ラタン製背負い籠

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『インドネシア群島　(ボルネオ／カリマンタン) ラタン製背負い籠』はセカイモンでvvjtdmahから出品され、64の入札を集めて02月26日 17時 53分に、15940円で落札されました。即決価格は15940円でした。決済方法はに対応。山梨県からの発送料は落札者が負担しました。ＰＲオプションはストア、取りナビ(ベータ版)を利用したオークション、即買でした。

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商品トリビアから始めます。
☆エジプト・パピルス殺人事件(小京都ミステリー20周年記念編、第30弾)にて、エジプトに取材に訪れた尚子(片平なぎさ)が事件を追うストーリー。
スタイリストのチョイスか？、彼女の肩にカリマンタンの美しい籠が！

インドネシアは約1万3500島で構成される国家。(日本列島では約7000島)
カリマンタン島(ボルネオ)はインドネシア領で赤道が上下半球に二分、北部はマレーシア領、マレーシア領内にブルネイ小国がある。
世界で3番目に大きな島で日本の国土のなんと、1.9倍。
海峡を南下するとバリ島、その西には現在首都ジャカルタが有るジャワ島だが、
2022年に、首都をジャワ島からカリマンタン島東部に移転、新首都名を「マサンタラ」(群島の意味)にすると発表。
今後カリマンタン島の自然環境の保全に懸念の声もある。

島のジャグルではラタン(籐)が豊富にとれる。
ラタンは他の樹木にからまり伸びて成長する蔓性植物。
竹よりも更に軽量で弾力性に富む素材で様々な生活用品に使われ、敷き物、家具、大小の籠製品等、我々の暮らしになじみ深い。
軽量(★出品の籠は210g)で柔軟かつ強靭な素材の特徴を活かして編み上げられた背負い籠。
本体の軽さにも関わらずかなり重いものの運搬にも耐えられ、丈夫で長持ち。
使用頻度が高いほどに艶やかになり柔らかさを増す。

♥︎カリマンタン島への首都圏移転の動き以前に、技術を継承する工芸の担い手の減少化が進み、年代物の古い籠を現地の業者でさえ探していると聞く。
バリ島在住の知人のアドバイスを受け、価格の見直しの為しばらく公開停止をしておりましたが、断捨離目的の出品適正価格に落ち着きましたので出品を再開しました。

自らジャングルに分け入って材料を採取し、普段使いの道具を創造する人間の営みの一部として培われた手工芸。
その価値を重んじる風潮も年を経るごとに風前の灯のようにかろうじて最後の灯りをともしている昨今、必要な物だけをゆったりと編みあげたり、織り上げたり、縫い上げたりする事が仕事」だった時代に生きた人々への尊敬と、憧憬を込めて同好の士のあなたにお譲りします。
よろしくお願いします。