『コロン :colon / 【国内正規品】 / コットン120番手双糸タイプライターダブルポケットシャツ「CSH-4」(ホワイト)/ オールシーズン メンズ 日本 長袖シャツ コットンシャツ』はセカイモンでmkcoyqphから出品され、64の入札を集めて02月26日 17時 53分に、20630円で落札されました。即決価格は20630円でした。決済方法はに対応。山梨県からの発送料は落札者が負担しました。PRオプションはストア、取りナビ(ベータ版)を利用したオークション、即買でした。
2022S/Sよりスタートした「:colon(コロン)」。これまで数々のブランドをヒットへと導いてきた小峰明彦氏がディレクターを務めるドメスティックブランドです。ブランドの中心アイテムは「シャツ」と「パンツ」。ドレス工場でカジュアルなアイテムを作る面白さをキーワードに、シャツは熊本、パンツは秋田と、小峰氏が考える日本最高峰の工場を指定し、丁寧に、真摯に作り込むことで、一過性のトレンドに終わることのない服作りを貫いています。“1度着ると、もう1着欲しくなる”ブランドを目指し、着心地の良さと着回しやすさにこだわったラインナップは必見です。
昨シーズンから取り扱いをスタートしたコロン。インポートブランドを中心に扱っている当店では珍しい、シャツとパンツに特化した純国産ブランドになります。当店がクロケット&ジョーンズの靴を扱いはじめた十数年前からお世話になっている元グリフィンインターナショナルの小峰氏がディレクターを務めるブランドということでデビュー当初から注目していました。はじめは日本ブランドということで疑心暗鬼なところがありましたが、某有名セレクトショップで自分用にシャツを購入し、着ていくうちにその良さに気づき、見事にハマってしまいました。今ではシャツを9枚、パンツを6本所有しており、完全にコロン中毒者です。
前置きが少し長くなってしまいますが、私がコロンにハマった理由、それは“ちょうどいい”ところです。コロンの服は、時代の空気感を捉えたちょうどいいデザイン、ビッグサイズに抵抗がある大人に向けたちょうどいいサイジング、高級すぎずデイリーに着やすいちょうどいい素材、ついついもう1着買ってしまうちょうどいい価格など、すべてに“ちょうどいい”が揃っています。ディレクターの小峰氏いわく、コロンが標榜するのは、セレクトショップのオリジナル以上、インポート未満。ターゲットはイタリア服に慣れ親しんだ40~50代で、その層に満足してもらえるように国内有数のドレス工場で縫製し、仕上げに洗いを施すことでインポート製品のような垢抜けた雰囲気を演出しているとのこと。私がコロンに感じた“ちょうどいい”は、すべて小峰氏が計算して作り上げたものだったんですね。その罠にまんまとハマってしまいました(笑)。
ご紹介するのは、ブランド発足時から展開されている「CSH-4(Wpocket Shirt)」になります。フラップの付いた大きめのダブルポケットが目を引くこちらのシャツ。ゆとりのある身幅で、どことなくブルゾンのようなイメージに仕上げたコロンを代表する人気定番モデルです。ミリタリーの香りがするダブルポケットシャツですが、芯地を入れていないソフトな仕上がりの小襟を採用することでやわらかい表情を生み出し、クリーンさとカジュアルな抜け感を両立させているところが上手いです。シャツイチでも良し、ジャケットやブルゾンのインナーにも良し、カットソーの上からアウターのように羽織ることもできる、なんとも頼りになる一着です。
コロンのシャツ全般に言えることですが、イタリア的なピタピタは避けたい、だけどビッグサイズにも抵抗がある、そんな方に向けた絶妙なサイズ感になっています。身幅にゆとりを持たせてリラックス感を演出しつつも、裾は前後差をつけて長めのスリットを入れることでフワリとなびく設計になっており、サイドや後ろ姿まで360度どこから見ても美しいです。決してだらしなくならない肩の落ち具合や、計算し尽くされた第二ボタンの位置などから小峰氏のこだわりがひしひしと伝わってきます。ユルいのに上品に見え、大人らしさをきっちりキープできるので、大人の男性でも抵抗なく着て頂けると思います。
縫製工場は、パリコレ常連のあんなブランドからこんなブランドまで、数多くのドメスティックブランドを手掛ける日本最高峰のドレスシャツファクトリーになります。3センチ間で21~24針という繊細なステッチワーク、背面ヨークを真ん中で分割して生地をバイアスに配置したスプリットヨーク、縫い代を袋状に縫い込んでゴロつきを解消した巻き伏せ本縫いなど、日本屈指の技術が惜しみなく注ぎ込まれています。コロンのシャツはカジュアルシャツですが、大人が纏うべき余裕と品格をいとも簡単に両立しているのはこのためです。カジュアルシャツは数多くあれど、こんなにも美しく、こんなにも品格のあるものは珍しいと思います。
デザインやサイジング、縫製だけでなく、コロンは素材にもこだわっています。小峰氏は、高級すぎない“中の上”の素材にこだわり、豊富な経験と人脈を活かし、大人がデイリーに着られる(デイリーに着たいと感じる)日本製ファブリックを吟味しています。このシャツに使用されているのは、高密度ファブリックの代名詞である「120/2 Cotton Typewriter(コットン120番手双糸タイプライター)」になります。厳選された超長綿(繊維長35ミリ以上の高級綿)、その中でも特に高級とされるインド原産のスヴィンコットンを贅沢に使用したタイプライターは、その名のとおりタイプライター(印字機)で文字を打つことができるほどの高密度織物で、まるで紙のようなパリっとしたハリ感があってシルエットがきれいに出ることが特徴です。薄手で軽量なのでシーズンを問わず快適に着用できることや、丈夫で型崩れしにくいこともタイプライターの魅力です。
一般的なタイプライターはパサパサした質感のものが多いですが、こちらの生地には一本一本の繊維が細くて長いスヴィンコットンから紡がれた120番手双糸が使用されているので、ちょっとびっくりするくらい肌触りがいいです。さらっとしているのにしっとり滑らかという、いい意味で矛盾した極上の肌触りを楽しんで頂けます。
このシャツには、縫製後に製品洗い(ガーメントウォッシュ)が施されています。製品洗いによって生み出された洗いざらしのようなナチュラルな表情が、なんとも言えない“こなれ感”を演出します。また、製品洗いによってイイ感じに生地のコシが抜け、独特なやわらかさと肌に馴染むタッチに仕上げられているので、はじめて袖を通したその日からしっくりきます。
表記 | 対応サイズ | 肩幅 | 胸幅 | 袖丈 | 着丈 |
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1 | 44~46 or S~M | 47 | 56 | 61 | 79 |
3 | 46~48 or M~L | 49 | 58 | 62 | 80 |
5 | 48~50 or L~XL | 51 | 61 | 63 | 81 |
(単位: cm)